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予防接種

帯状疱疹ワクチン予防接種

2025年4月14日

八王子市では帯状疱疹の予防接種費用助成を行っております。当院は、帯状疱疹予防接種費用助成 実施医療機関です。

★予約制になります。事前にお電話または窓口にてご予約ください。

実施期間 令和7年度公費助成
令和7年(2025年)4月1日~令和8年(2026年)3月31日まで
対象者

接種当日に八王子市に住民登録がある下記の年齢に該当し、接種を希望する方

ただし、過去に帯状疱疹ワクチン(生ワクチンは1回、不活化ワクチンは2回)の接種を受けたことがある方は原則対象外となります。

定期接種対象者

  1. 年度内に65歳を迎える方
  2. 60歳から64歳でヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害があり日常生活がほとんど不可能な方要事前申込み
  3. 年度内に70、75、80、85、90、95、100歳を迎える方(令和7年度から令和11年度までの5年間の経過措置)
  4. 101歳以上の方

特別接種対象者 

  • 接種日当日に50歳から64歳の方要事前申込み
  • 令和7年3月31日までに「帯状疱疹予防接種券」を申込んだ方(すでに接種券を所持している方)
接種券について 

対象者のうち1、3、4の方には令和7年6月頃に市から接種券を送付される予定です。

★に該当の方は、事前に市への申込が必要です。
事前に八王子市へ受診券発行の申請を行ってください。
接種券が届いた方は当院にてご予約ください。
市へのお申し込み方法につきましては八王子市のホームページにてご確認ください。

回数・費用

乾燥弱毒生水痘ワクチン
ビケン

自己負担金 1回3,960円※

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
シングリックス

自己負担金 11,000円×2回=22,000円

※令和5年度中に接種券を申し込まれた方は、水痘ワクチンの自己負担額が4,000円の接種券になっておりますが、接種券はそのままで自己負担額は3,960円で利用できます。

★市から送られた接種券を接種当日に必ずお持ちください

公費での接種はいずれか1セットのみ。次回以降の接種を希望する場合は、全額自己負担となります。


帯状疱疹ワクチン比較表

乾燥弱毒生水痘ワクチン
ビケン
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
シングリックス
種類 生ワクチン 不活化ワクチン
接種回数 1回 2回
(1回目の接種から2~6ヵ月空ける)
接種方法 皮下注射 筋肉注射
発症予防効果 69.8% 96.6%
持続性 5年程度 9年以上
副反応等
  • 接種部位の腫れや痛み:5%以上
  • 皮膚の発疹や倦怠感:1~5%
  • 筋肉痛:1%未満
  • 接種部位の腫れや痛み:10%以上
  • 皮膚の発疹や倦怠感:1~10%
  • 筋肉痛:1%未満
接種できない方
  • 化学療法やステロイド剤等免疫を抑える治療をしている方
  • カンマロブリン製剤を使用している方
費用 通常額 9,900円(税込) 
★八王子市助成対象の方 3,960円
通常額 25,300円×2回=50,600円(税込)
★八王子市助成対象の方 2回 22,000円

※表示価格は消費税(10%)加算金額です。

帯状疱疹とは

帯状疱疹

 帯状疱疹は、水痘(みずぼうそう)ウイルスが原因で起こります。 体・顔・頭などの左右どちらか一方に、帯状に水ぶくれを伴う発疹ができる皮膚疾患です。ピリピリ・チクチクする感じの強い痛みを伴うことが多く、症状は3~4週間ほど続きます。また、50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち約2割程度の方は帯状疱疹後神経痛と呼ばれる後遺症になる可能性があります。

 水痘・帯状疱疹ウイルスは、初めて感染した時は水ぼうそうとして発症しますが、水ぼうそうが治った後も、水痘・帯状疱疹ウイルスが生涯にわたって体の神経節に隠れて潜伏します。 その後、加齢・ストレス・過労などでウイルスに対する免疫力が低下した際に、潜伏していたウイルスが再活性化して、帯状疱疹の症状を引き起こします。

 帯状疱疹の発症率は50歳代から急激に高くなり、帯状疱疹患者の7割ほどが50歳以上の方です。

*ご不明な点がありましたら、医師・スタッフにご相談ください。