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若い頃は血圧が低かったのに知らないうちに高くなり、健康診断を受けたら<血圧:要治療、要指導>などと書かれていてショックを受けている方はいらっしゃいませんか?ところが指摘を受けたにもかかわらず、「まあいいか。それほど高いわけじゃないし、それに何も症状ないし。」で済ませていませんか?。
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ではどのくらいになったら治療を始める必要があるのでしょうか。収縮期血圧(上の血圧)が140mmHg以上あるいは拡張期血圧(下の血圧)が90mmHg以上(140/90mmHgと書きます)を高血圧と呼びますが(メタボリックシンドロームでの高血圧の基準は130/85mmHgです)、これを放置した場合、脳卒中や心筋梗塞などの発症リスクが上昇します。また、血圧が高ければ高いほど脳卒中を発症するリスクが上昇することが知られています。ある研究グループが1年間で60歳以上の1000人中何人が脳卒中を患うかを調査した結果、血圧が120/80mmHg未満の人は7.3人であったのに対して、140~159/90~99mmHgの人は23.8人と約3倍、180~/110~mmHgでは61.7人で9倍近い発症率であるという結果が得られました。このことから生活習慣の改善努力を行っても140/90mmHg未満とならなかった場合は降圧薬を内服することがすすめられています。ちなみに降圧目標は家庭血圧で125/80mmHg未満です。
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さて、診察室で測定した血圧の160/90mmHgといった値をみて、「えっ?そんなに高いんですか?家では120/70mmHgくらいですよ。」とおっしゃる患者さんが少なからずいらっしゃいます。来院直後であったり、どうしても緊張してしまういわゆる白衣高血圧(必ずしも問題ないわけではありませんが)であったりで、高血圧症の方は是非ご家庭での血圧測定をしていただきたいと考えています。
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血圧が140?160mmHg程度であっても、大抵の方は無症状です。しかし、いざ症状が出たときは大変なことになっている可能性があります。この先、心血管の病気にならないためには、しっかりした血圧管理が望まれます。 |
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