内科 脳神経外科 呼吸器科 消化器科 循環器科 泌尿器科 整形外科 小児科 訪問診療 往診 クリニック 日曜診療 土曜診療 祝日診療  
外来案内
施設案内
検査案内
医師紹介
各種ドック
専門外来
訪問診療
アクセス
リンク

〒192-0364
東京都八王子市南大沢2-25
フォレストモール3階
TEL 042-670-2460
FAX 042-670-2462
診療時間 平日 9:00 - 19:00
          土日祝 9:00 - 18:00
※ 診療科により受付時間が異なります。
    お電話にて、ご確認後ご予約をお願
    い致します。

医療法人社団めぐみ会
田村クリニック
健診センター
多摩ガーデンクリニック
杉並堀ノ内クリニック
めぐみクリニック目黒
自由が丘メディカルプラザ
ベストケア東京株式会社
>> その他関連施設


 



 


 本年春に登場したインフルエンザは、当初、豚インフルエンザと呼ばれましたが、ヒト-ヒト感染で患者数が拡大するにつれ、人類間で流行する『新型インフルエンザ』と定義され、蔓延が予想されていました。皆様もマスコミ等の情報でご承知の通り、いよいよその時期を迎えることになりました。

 新型インフルエンザは従来の季節性インフルエンザと違って、この7-8月に既に患者数が増加の一途をたどっていましたので、新学期が始まる9月からはさらに警戒が必要です。新型と言っても、ここ数年話題になっていた鳥インフルエンザのH5N1型とは違い、従来型のインフルエンザAソ連型と基本表面構造が同じであるH1N1型です。しかし、従来型が季節ごとに起こしていた少ない変異幅と比較して、新型は、同じH1N1でも大きく異なるため、宿主免疫の効果は低くなり、感染しやすく発症した時の症状も強くなるとされています。ヒトからヒトへ、従来型より容易に感染して広がりやすいわけです。
 しかし、普通に健康に暮らしている人が感染した場合の症状を見ますと、従来型とほぼ同じ程度だという印象があります。過度の不安や心配はかえって社会混乱を招くので、冷静な対応が必要です。確かに、マスコミで報道されていますように一部で重症例や死亡例があるようですが、従来型でもこれらの症例は例年存在します。ただ、新型の場合、まれに症状の悪化が速い症例もあり、重症化になる割合の傾向も、やはり従来型よりは若干強いと報告されていますので、慢心はいけません。

 風邪症状を発症した場合は冷静に症状の経過を観察して、頭痛・関節痛・高熱等を伴うインフルエンザらしい様子を呈してきた場合は、医療機関に受診して診断治療を受けるようにしましょう。また、軽症でも、インフルエンザ患者さんと濃厚な接触をした人や多発している集団に属する人の風邪症状も、インフルエンザである可能性が高いと言えますので、注意した対応が必要です。しかし、接触したから、あるいは、周りにインフルエンザ患者さんがいるからといって、無症状の段階で病院に駆けつけても診断にも治療にもなりませんので、3-4日間ほど経過観察することをお薦めします。

 新型に対するワクチンについては、従来型と同じような予防接種体制をとることは困難であると予想されています。ワクチン生産数が十分でなく、供給時期が流行時期に十分には間に合わないと見込まれるからです。従って、大事なのはまず自分で予防することです。できれば外出する機会(特に人ごみに近づくこと)を必要最小限とし、外出後はうがい手洗いを常とすることが大切です。人ごみに近づくときはマスクの着用もお薦めです。また、過労・睡眠不足によって抵抗力・免疫力が低下することも防ぐべきです。日頃から摂生に心がけ、できるだけ十分な休養をとってください。


H21.9.1 車川 寿一


車川寿一
車川 寿一 副院長
総合内科・呼吸器科
日本内科学会認定内科専門医
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡指導医
日本呼吸器学会認定呼吸器専門医
医学博士
南大沢メディカルプラザ